口語訳:ISO14001
用語 3.9 環境目的
   3.12 環境目標


 どちらも、環境改善活動の目標です。環境目標は何の達成を目指すのかという具体的な目標で、環境目的はもうすこし大枠的な目標です。
 環境目標は、環境目的が達成しようとする範囲から具体的に、いくつか決められます。
 
 環境目的は、”改善テーマ”。環境目標は、それをいつまでにどこまでやるのかの基準と言ってもいいかもしれません。

 4.3.3項にあるように環境目的/目標は、不可能でない限り測定可能(measurable)でなければなりません。


  【解説】原文では”objective”、”targets”と両方とも「目標」と訳したい言葉です。とは言って
    も、両方を「目標」と訳してしまったのでは区別できないので、JISは”objective”の方を
    「目的」と訳した様です。
「目的」は、ここでは”何のために行うのかということ”ではあり
    ません。

     ちなみに、ISO9001で言っている「組織の”目的”」は、原文では”purpose”ですから、
    全然意味の違う言葉です。また、9001では”objective”は「目標」と訳されていて、
    ”target”は使われていません。

     日本語で目標と言うと、「あわよくば達成したい理想的なところ」という意味の”方向を
    目指す”だけの目標と、「達成しなければいけないのだ」という現実的な、本当に達成
    させるつもりの目標がありますが、原文は後者を意味しています。赤字で強調してある
    通り”達成を”目指すものです。
     だいたい、「目指すだけで、達成しなくても良い目標」になんか、誰も真剣に取り組み
    ません。それではマネジメントシステムと言えるでしょうか。

     測定可能(measurable)について、ISO9001のJIS訳では「判定可能」と訳していますが
    本来”measurable”に判定可能という意味はありません。勝手な拡大解釈です。



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