7.1 マネジメントレビュー 一般

  【解説】”マネジメントレビュー”は、PDCAサイクルの「見直し」にあたる活動です。計画して、
   実行して、チェックした結果、うまくいったのか、うまくいかなかったのか、原因は何だった
   のかという事を基にして。では、次にどうしたらよいか、これからどうしたらよいかということを
   導き出して下さい。会社が「これからどうするかを決定」するのですから、当然社長さんが
   それを決めるべきです。

    尚、細かいところまでこのレビューで決めなくても構いません。だいたいの方向性が
   決まっていれば、あとは次のPDCAの”P”などで考えられればよいでしょう。

    話が少々逸れますが、マネジメントレビューは「マネジメント活動の見直し」(英語にすれば
   review of management)という意味と思われます。書いてある事全体を読めば間違いなさそう
   です。しかし、旧版のISO9001/14001のJIS訳に「経営層による見直し」(英語にすると review
   by the management)とされていた為に、広く誤解されている様です。


 マネジメントシステムは、時間の経過にともなってだんだんと適切でなく、妥当でなく、有効でなくなって行きます。(それは、7.2項の報告事項や、技術の進歩、会社の設備の老朽化などが原因になります。)社長さんは、前もって決めた(以内の)間隔でISMSを見直して(レビューして)、時代の移り変わりに対応していかなければなりません。その間隔は長くても1年以内として下さい。


 この見直し(レビュー)では、少なくとも次の事の”変更の必要性”や”改善できそうなところ”について考えて、どうするべきか評価して下さい。

 a)情報セキュリティポリシー/セキュリティ目的(管理目的
 b)その他のISMS中の何かの仕組み

  【解説】”改善できそうなところ”とは、「世間が改善が必要だと思っている」とまで言わない事
   だけれども、とてもかけられない程ではない手間や投資で改善出来る事、を言います。



 この見直し(レビュー)結果は、議事録などの記録に残して下さい。



           目次へ      全体のトップへ      表示色の原則 
日常語:ISO27001