標準化
製品の出来映えを左右する作業の行われ方を全社で統一し、当たりはずれのない製品(サービス)を顧客に提供することを”標準化”と言います。標準化を行うときには、可能な範囲で品質向上を目指すのはもちろん、無駄な作業、無駄な原料消費、無理な作業を排除するのが普通で、「ムリ」「ムダ」「ムラ」の『3ム』を総合的に排除する効果が期待出来ます。

「ウチは流れ作業の大量生産じゃないから・・」、「ウチのは職人技だから紙に書いても・・・」、「生産の現場はKKD(経験と勘と度胸)だ!」などとおっしゃる向きもありますが、

一品生産、あるいは少品種大量生産であっても、ある程度平均的な部分を標準化して、社内の誰が行っても、近いレベルの製品(サービス)を生産出来るようにすることは可能です。

徒弟制度的な後継者育成には限りがあるはずで、まして職人技ともなれば大抵は後継者難に悩んでいるはずです。少なくとも、ある程度の標準化が行われていることは、後継者育成の効率を向上させます。

経験と勘と度胸は、一見標準化出来なさそうで、標準化が可能です。”経験”が標準化できるのは、よく考えればすぐ分かることですが、”勘”についても、標準化出来るものです。熟練者が作業の方法などを判断している時に、当てずっぽうで判断しているなどと言うことはほとんど考えられません。いいかげんに判断しているようでも、何らかの根拠を持って判断しているのです。それを、形にすれば良いだけです。”度胸”についても然り。何らかの根拠をもって”無謀”でないように判断しているはずでしょう。

おそれずに、仕事の標準化に取り組んでみませんか?標準化が必要なレベル、意識していない標準の抽出、標準化テクニックをご指導申し上げます。